宮崎県特産「へべす」
へべす青果(グリーンへべす)
収穫時期:8月下旬〜9月末
※収穫量が多い年は、11月頃より黄色い完熟へべすも販売します
「へべす」とは、宮崎県特産の香酸柑橘で、柚子・スダチ(徳島県)・カボス(大分県)・じゃばら(和歌山県)・シークヮーサー・(沖縄県)などの仲間です。
名前の由来は
江戸の末期、宮崎県日向生まれの長曽我部平兵衛さんという方が
近くの山で香りのよい柑橘を発見しました。
平兵衛さんは、?自宅の庭先で栽培したところ評判となり
苗木を作っては人に分け与えました。
そんな平兵衛さんの名前から「平兵衛酢(へべす)」と
名づけられました。
素人にはスダチかカボスか、見分けがつかないほど良く似ていますが
風味や香りはまったくの別物なうえに、食品としての機能性も
とても優れています。
[特長]
平兵衛酢は、柚子やスダチなど他の柑橘に比べ皮が薄いため、
女性や子供でも果汁を絞ることができ酸味がとてもまろやかです。
そして、なんといっても平兵衛酢の最大の魅力は、
爽やかな香りと優れた機能性です。
潤沢な果汁のなかには
豊富なビタミンCと<必須>アミノ酸が含まれています。
人間の身体にとって必要不可欠なアミノ酸は約20種類ありますが
そのうち9種類のアミノ酸は<必須>アミノ酸と呼ばれています。
※アミノ酸は、全身の血流をよくし、細胞のゴミ掃除をして自然治癒力を回復させる効果があります
この<必須>アミノ酸は、人間が体内で自由につくることが出来ず
必ず食品から補給しなければならないため、<必須>と呼ばれています。
平兵衛酢の成分には、この9種類ある<必須>アミノ酸のうち
8種類もの<必須>アミノ酸が含有されていて
アミノ酸を含む食品のなかでも群を抜いています。
アスパラギン酸は、新陳代謝を良くし有害物質を体外に排泄させる
効果があり、スタミナを増強させるためにスポーツ選手などがよく
アスパラギン酸が配合されたスポーツドリンクを飲んでいます。
最近では、がん細胞増殖抑制効果や
ダイエットにも効果があるなど注目されています。
また、毛細血管を保護し血圧を適正にコントロールし
生活習慣病を予防するといわれている
フラボノイド成分
(ナツダイダイン)がゆずの37倍
花粉症やアトピー性皮膚炎に効く抗アレルギー作用の成分である、
同じくフラボノイド成分の
ナリルチンがカボスの6倍含まれています。
果皮には、肝がんと成人T細胞白血病(ALT)の
細胞増殖を抑制する機能がふくまれています。
「旬の時期(9月)のへべす動画」
https://www.youtube.com/watch?v=CcBiMoljIjU
〔料理〕
・焼き魚(焼き上がりにヘベスをギュッと搾れば、旨みが倍増!
・地鶏炭火焼き(肉料理にはなんでも合う!)
・そうめん、うどんやそばにも(皮をすりおろして入れると香りが引き立ちます)!
・平兵衛酢の生搾りサワー、
へべすハイボール(クセのないトリスとの相性が抜群)
最近は、へべすジントニックがおススメ
豊富なビタミンCとアミノ酸のおかげで、次の日も絶好調!
平兵衛酢は、どんな料理とも相性が良く主役の味を引き立てます。
熊野農園のへべすは、農薬・化学肥料に頼った農業を見直し
有機肥料を主体とした減農薬栽培に挑戦してます
※農薬散布は、有機JAS基準(オーガニック栽培基準)